2022.11.07
シチズン時計マニュファクチャリング株式会社
11月4日~7日にかけて開催された「第60回 技能五輪全国大会」へ、当社の従業員が7名(時計修理職種5名、メカトロニクス職種2名)出場し、「時計修理」職種において銀賞及び銅賞、「メカトロニクス」職種において敢闘賞を獲得いたしました。
時計修理職種では2014年以来9大会連続入賞、メカトロニクス職種における入賞は当社にとって2020年以来となります。
競技の様子(時計修理職種)
競技の様子(時計修理職種)
競技の様子(時計修理職種)
競技の様子(メカトロニクス職種)
1.受賞者
時計修理職種
銀 賞 川上 健太(かわかみ けんた) ミヨタ佐久工場
銅 賞 伊藤 海成(いとう かいせい) 飯田殿岡工場
銅 賞 山崎 美空(やまざき みく) 妙高工場
メカトロニクス職種(2名で1チーム)
敢闘賞 吉岡 羽純(よしおか はずみ) 飯田松尾工場
敢闘賞 菊池 晏瑛(きくち はるあき) 飯田松尾工場
2.競技内容
「時計修理」
クオーツ腕時計の故障及び不具合修正、機械式ムーブメントの故障及び不具合修正、時計部品製作の3つの課題について、2日間にわたり競技を行います。
「メカトロニクス」
工場の自動生産設備を模擬した装置の、設計、組立て、調整、プログラミングや保守を行います。生産現場での作業を想定し、1チーム2名の選手が連携して作業を行い、その速さと正確さを競います。
当社は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールとして、技術の継承や技術者の技能向上を目的に本大会に参加しております。今後も、技能五輪への取り組みを通じて、若手技能者育成と技術の伝承を継続していきます。
■技能五輪全国大会について
原則23歳以下の青年技能者が、時計修理や機械組立、車体塗装など40余りの職種で技能レベルの日本一を競い、国内の青年技能者の技能水準の向上と技能尊重機運の醸成を図るため、昭和38年度から毎年開催されています。