ミヨタ佐久工場の竣工について －世界最大級のムーブメント組立工場－

ミヨタ佐久工場は、これまでグループ各社に分散していたムーブメント（時計の駆動装置）の製造ライン集約を目的に、新たに佐久市に土地を取得して建設しました。シチズン時計の国内の時計工場としては約50年ぶりの新工場となります。

各工場の役割を見直し、これまで3工場に分散していた約50本の自動化製造ラインを新工場に集約する予定で、約2万㎡のスペースに製造ラインが並ぶ、圧倒的なスケールを誇る世界最大級のムーブメント組立工場となります。各工程を1フロアに集約することで、リードタイムの短縮による更なる生産性の向上と、品質管理の一層の強化を図ります。

本年１２月から順次稼働を開始し、製造ラインの移管が完了する2018年春に完全稼働する予定です。 外壁は円形で、上空から全体を見ると時計をイメージしたデザインになっています。また、外周や敷地内に多くの緑地を設け環境にも配慮しています。

工場見学スペースも設けており、地域やお客様に開かれた「魅せる工場」として、シチズンのものづくりの先進性を発信し、ブランド価値向上につなげていきます。

 

新工場 概要

名 称：ミヨタ佐久工場 所 在 地 ：長野県佐久市根々井113-1
生産品目：腕時計用ムーブメント（駆動装置）、腕時計
敷地面積：83,192平方メートル
延床面積：20,739平方メートル
投資金額：約55億円 従業員数：300名 （今後段階的に50名 新規採用予定）
生産開始：2016年12月 移管完成：2018年春