夕張工場
精密部品製造を担う北の大地に広がる工場
北海道夕張市に位置する夕張工場は、精密な歯車部品の製造を担い、先進的な技術と環境保護への取り組みを両立させています。

精密な歯車部品生産を支える技術と環境への配慮
夕張工場は、北海道夕張市の豊かな自然環境に囲まれた場所に位置し、1984年に創立されました。主にシチズン製腕時計の輪列部品を構成する歯車類の製造を担っています。広大な敷地には5つの工場棟が立ち並び、それぞれに自動盤、歯割盤、熱処理、表面処理、そしてSub Assyの工程が整然と配置されており、そこで従業員が活き活きと日々の生産活動に取り組んでいます。 当工場では、多品種の精密な極小歯車類の製造に特化しており、超精密な加工精度を確保するための設備保全や治具製作を自工場内で完結させる技術力を保有しています。これにより、ミクロン単位の高い難易度の加工にも応えられる超精密な加工技術を有する工場として知られています。また、地球環境保護の取り組みとして、CO₂削減や電力量削減を目指して「置換換気空調システム」を導入し、空調エネルギーを年間55%削減することに成功しています。夕張工場は、精密な極小歯車部品の製造と環境配慮を両立させ、更なる成長を目指し続けています。