埼玉狭山工場
熟練した技能と最新技術の融合で進化する工場
埼玉狭山工場は、機械式腕時計のベースとなる地板の製造を中心に、熟練技能と最新技術を融合させた高精度な加工を行う工場です。

未来に向けた持続可能な製造と地域貢献
埼玉狭山工場は、日本三大茶の産地の一つとして知られる狭山市に位置し、1958年にシチズン時計の部品製造工場第1号として創業しました。60年以上にわたり、機械式腕時計のベースとなる地板の製造を行ってきました。地板は形状が非常に複雑で加工難易度が高い部品であるため、多種多様な加工機械を駆使して製造されています。 当工場では、1960年代に導入された設備を保守メンテナンスしながら現役で稼働させており、これに加えてマシニング機による無人加工やロボットを使用した自動化技術も導入しています。これにより、熟練した技術者の技能と最新の自動化技術が融合し、効率的かつ精度の高い生産体制を実現しています。また、高精度な画像外観検査装置を用いた精密な検査を行う事で、高い品質を維持しています。さらに、環境活動にも積極的に取り組んでおり、電力消費量とCO₂排出量の削減を進めています。地域社会への貢献活動として、毎月工場周辺の清掃や花の植栽などの美化活動を行い、地域に貢献しています。 狭山工場は、最新技術と熟練技能を未来へつなぎ、地域社会とのつながりを大切にしながら持続可能な工場を目指していきます。
詳細