私は工学部出身なので、なにか物を作る仕事がしたいと思って就活に臨んでいました。
色々なものづくり系の会社を見ていくなかでこの会社と出会い、ムーブメント部品の製造から完成時計の組立まで一貫して行うという事業形態に魅力を感じました。
もともと腕時計が好きだったこともあり、興味のある分野に関われるならと思いこの会社に就職を決めました。
もちろん福利厚生も充実しており、希望にマッチした会社だと思ったのを覚えています。
私は腕時計用の回路に関する仕事をしている部署にいます。
内容は生産技術で、特に私は回路を検査するためのソフト開発をメインに担当しています。
新製品の情報が来ると検査の仕様を確認し、その仕様を満たすようにプログラムを書いてソフトを作ります。必要があれば検査装置の設計から製作までも行います。
また、既存製品についてもより安定して検査を行えるよう、過去のソフト改善や新ソフトの作成を行ったりしています。プログラムを書くのが好きだったり、自分で装置や回路を作ったりするのが好きな人には楽しい仕事だと思います。
目まぐるしく変わっていくこの社会の中、過去のやり方に固執しているようでは時代に取り残されてしまいます。
世の中にはどんどん新しく画期的な技術が生まれており、この先私たちのライフスタイルがどう変化していくのか、どんな技術が主流になっていくのかなんて誰にもわかりません。
だからこそ積極的に新しいやり方に挑戦する、変化に適応できる人間でありたいと思っています。
その時その時のニーズに合うよう自分に与えられた仕事に全力で取り組み、楽しく働けるような人間になるため、日々精進していきます。
過去の私へ向けてでもありますが、見聞を広げるに越したことはありません。色々なことに興味を持ち、挑戦してほしいと思います。
理系であれば理系分野だけにとどまらず、純文学に触れたり歴史を学んだりするのも楽しいと思います。
自分の知識や経験の分だけ、未来の選択肢が増えるんだと思います。
自分のやりたいことや好きなことを仕事にできる時代ですので、やっていて楽しいことを見つけてほしいです。
じっくりと自分と向き合い、この先どうなりたいのかを考えてみてはいかがでしょうか。